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日本向けのベイマックスの宣伝がアメリカ版より大人な件

日本向けの≪ベイマックス≫の宣伝がアメリカ版より大人な件
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先ほどディズニーの(日本人主役の)
≪たたかう介護ロボ:ベイマックス≫新作映画についてさらに調べてみると、全米版と比較して日本語版がより大人な仕上がりになっているという。この意図的な売り込み方の違いはなんだろうといって憤っているアメリカ人がいるようである。
 
The Japanese Version is more mature that's why it's better than
the English trailer.  Japanese don't baby their children like Americans do. (日本版のほうが大人びている、だから英語版よりいいんだ。日本人はアメリカみたいに子供を赤ちゃん扱いしないんだな(だからいい!))
 
 
It's merely the way it's being marketed. In the USA Disney films (and animated films in general) are sold as comedy and family oriented experiences. For the Japanese market the emotional bond between brothers has a far greater impact than it does with American consumers, so they are presenting that side instead.(まぁそういうふうに売り込もうという事なんでしょう。アメリカのディズニーのフィルム(また通常のアニメフィルム)は、コメディとして、また、家族向けのものとして売り込まれる。
日本の市場の場合、アメリカよりも兄弟の絆という心のつながりがずっと訴えられる、だからそういう面を代わりに強調してるんでしょう。)
 
この人のいってることは実に的を得ている。というのはFrozen(アナと雪の女王)でさえ、英語版の予告や売込みをみると、雪だるまのオラフが結構全面にでてて笑いをとってるスタイルが実に多い。姉妹愛をくどくど説いたり、自分らしさの解放みたいな高邁な論理をもちこんで感動させようとしむけた日本のマーケティングとはかなり趣向がちがう。
 
その意味では、ベイマックスについても同じである。ベイマックスのフォルム的な、あるいはメカ的、存在のおもしろさを全面にだしている英語版にくらべ、人間ドラマとして編集されている日本語版はかなり違う印象で、同じ作品のはずなのに随分切り込み方が違うというのがわかる。
 
ということで、日本語版のTrailerが手に入ったので下記に貼ります。
 
BIG HERO 6 (邦題ベイマックス)Japanese Trailer
 
で、前ブログでもUPしたのが、English Trailer(ねんのためもう一度ここにあげます(下記)
BIG Hero 6 (US Trailer)全米版のベイマックス「ビッグヒーロー6」
 
 
Lucyさんとしては、
日本であまり有名にならなかった≪ボルト≫を知ってるので
 
Bolt (SuperBark)Scene (1)English
 
 
Bolt Japanese trailer (ボルト)日本語版)Trailer
 
(このはなしは日本人も結構好きだと思う。なぜ日本でそんなに売り込まなかったのか謎である。)そのスタッフの手法がその手でいくのかな?と思ってるから逆に
人情でいくというよりも
マーヴェルとコラボしたディズニーとしての新境地としてのエンターテイメント性を見たいというものなんですが・・・
あまり事前に≪感動する、感動する≫といって売り込むのが最近の手法だとすれば、あざとい商売のように思えてね。。
(だからドラえもんのCGのあの売り込み方は何とも言えない。ドラえもん自体が悪い作品じゃないのにね。内容も完全オリジナルの冒険ものにすればよかったのに..  余談でした。)
 
で、前回の記事の補足です(笑)。
 
ホスピーはエレベーターも自分で呼び出せるので賢いですよ~。
 
ホンダのアシモは、ますます人間ぽくなってきましたね。
それにしてもかわいいのは相変わらずです。
ベイマックスに近いといえば
アシモなのかな、なんて思ったり。
 
 
ASIMO New Model opens the lid of a flask, pour the water,
and passes a cup!
 
でも、いくらASIMOがベイマックスに似てて介護ロボっぽいとして、さらに ひょっとして改良してアイアンマンみたいに飛行モードが可能になったとしても 戦闘モードってなんだかかわいそうだと思います。。ね?
 
Googleが買収したあの例のロボット会社のBIGDOGとかSMALLDOGの気味の悪さ(むしろターミネータシリーズに通じる不気味さ)とは
 
対照的です。
 
どうかASIMO,きみも、いつか、素晴らしい介護ロボになってみんなの心を癒してください!